ドラえもんが黄色から青くなった理由はネズミに耳をかじられた?
ドラえもんと聞けば、思い出すのはあの青色の姿ですよね。
色は昔は黄色でした。
ご存知の方も多いと思います。
ただこの青から黄色になった理由についていくつか説があり、はっきりとわからない人もいると思います。
今回はそのドラえもんが黄色の姿から青くなった理由についてみていきたいと思います。
ドラえもんは元々黄色だった
ドラえもんと同型機である子守用ネコ型ロボットは
黄色で耳がある
姿をしています。
ドラえもんも他のロボットと同じはずなのに
青く耳がありません
これはなぜなのでしょうか?
実はドラえもんは作られた当初、他のロボットと同じような姿をしていました。
しかしドラえもんは
ネズミ型ロボットに耳をかじられて、耳をなくしてしまいます
この後ドラえもんは黄色から青色に変わるわけですが、その理由は3つ説があり、各説で少し違います。
ドラえもんが青くなった理由
大泣きした振動で黄色の塗装が剥がれた?
ドラえもんは耳をネズミにかじられ、耳をなくしネズミ嫌いになりました。
その後にガールフレンドのノラミャー子が病院にお見舞いに来るが、ドラえもんの耳のない丸い頭をみて大笑いしてしまう。
このことでドラえもんは落ち込み、大泣きしてしまいます。
なんとか立ち直ろうと「元気の素」を出して、それを飲む。
しかしそれは「元気の素」ではなく、「悲劇の素」だった・・・
その「悲劇の素」を間違って飲んでしまったため、ドラえもんはその後三日三晩泣き続けます。
その時の振動が元で黄色の塗装が剥げて青色になったという説です。
この説は1995年『2112年ドラえもん誕生』での設定でした。
大泣きして涙で錆びた
「元気の素」と「悲劇の素」を間違えてしまい、泣き続けるところまでは上記の説と同様です。
しかしその「悲劇の素」を飲んでしまったことによって、三日三晩泣き続け
その涙でドラえもんの黄色の塗装が剥がれて、青色になった
というのが、二つ目の説です。
耳をかじられた姿を見て青ざめて青色になった
最後の説は
ドラえもんが昼寝中に耳をネズミにかじられてしまい、手術後に包帯を取ったところ耳がなくなっていました。
鏡でその姿を見たドラえもんはショックで青ざめてしまい、今の青色のドラえもんになった
という説です。
この設定は藤子・F・不二雄先生のアシスタントだった片倉陽二さんが書いた「ドラえもん百科」で紹介されたものです。
ファンの間では通称「片倉設定」と呼ばれているそうです。
この設定がアニメに逆輸入されて、しばらくは公式の扱いでした。
3つの中で一般的なのは?
今の20代から下の世代に一般的なのは
泣きすぎて青くなった
という設定でしょう。
これは映画で公開された公式設定です。
映画公開以降はドラえもんが青くなった理由について説明する場合はこの設定が出てきます。
しかし30代以上の年代になると三つ目の耳をかじられた自分の姿を鏡でみて青ざめて青くなったという説が有名です。
30代以上といえば
今の水田ドラえもんではなく、完全に大山ドラえもんを見て育った世代です。
大山ドラえもん世代は三つ目の説をドラえもんが青くなった理由として聞かされて育ってきました。
ですから30代以上の世代にドラえもんが青くなった理由について聞けば、高確率で三つ目の説を言うはずです。
年代で設定が変わるというおもしろい現象は長期連載・放送のアニメならではですね。
まとめ
世代によってズレが生じてしまう
ドラえもんが青い理由
皆さんはどれだったでしょうか?
ちょっとした集まりのときに
「ドラえもんが青くなった理由は?」
と聞いてみると面白い結果になるかもしれません。
該当する世代とズレた回答をする人はドラえもんマニアだと思います!
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