時をかける少女のアニメのあらすじをネタバレ!声優のキャストも紹介
1967年に発表されて以来、幾度となく実写化されてきた筒井康隆さん作のSFの名作「時をかける少女」。
最近ですと2016年7月に黒島結菜さん主演でドラマ化され、相手役がSexyZoneの菊池風麿くんだったこともあり話題になりましたね。
また2006年には初アニメ化作品として細田守監督がメガホンをとり、国内外の映画祭で数多くの賞を受賞する大ヒット作品となりました。
今回は、この細田監督によるアニメ版のあらすじと演じられた声優さんのキャストをご紹介します!
(あらすじにはネタバレを含みますので、ご了承ください)
Contents
時をかける少女の声優
まずはキャストのご紹介です。
主人公の紺野真琴を演じるのは、女優の仲里依紗さん!
言うまでもなく、テレビ・映画等で活躍されている有名な女優さんですが、実は仲さんはアニメ版の4年後に公開された実写映画版「時をかける少女」でも主演をつとめています!
そして真琴の友人の男子高校生2人。
実家の医院を継ぐことを希望している少年津田功介を演じるのは板倉光隆さんです。
本業は舞台俳優のようですが、海外作品の吹き替えやアニメ、TVドラマなど幅広いジャンルで活躍されているようです。
最後に、物語の重要な鍵を握るもうひとりの友人、間宮千昭を演じるのは石田卓也さん。
ジュノンスーパーボーイコンテストがきっかけで芸能界入りしたこともあり、スポーツマン風の爽やかなイケメンです。
石田卓也さんは以前から主演、現在でも主演級の役を多数している実力派の俳優さんです。
その石田卓也さんの代表作といえば何と言ってもこれですよね!
リアル鬼ごっこ
1〜5までシリーズ化され、ドラマ化もされ、2016年に最新作の映画も出た作品です。
個人的には石田さんは作中の功介に少し似ている気がします(笑)
時をかける少女のあらすじをネタバレ
時をかける少女のあらすじをご紹介します。
ネタバレもありますので、お気をつけ下さい。
東京にある倉野瀬高校に通う
高校2年生の紺野真琴
医者の息子の津田功介
転校してきた間宮千昭
は放課後に野球をしたり、遊んだりするする仲の良い3人組でした。
ある日真琴は理科実験室で不審な人影を見ると当時に転び、不思議な空間に飛ばされてしまいます。
一瞬で元の世界に帰ってくるが、何が起こったか分からない真琴。
仕方なくその日はそのまま帰宅するが帰宅途中の下り坂で自転車のブレーキが壊れてしまい、踏切に衝突して電車が来ている線路に飛び込んでしまいます!
もう駄目だと思った真琴でしたが、目を開けるとなんと!!
下り坂の途中で少し前の時間に戻っていました。
状況が飲み込めない真琴は美術館で絵の修復師をしている叔母を訪ね、相談します。
叔母はその状況が
タイムリープ
であると真琴に教えます。
そして真琴くらいの年齢にはよくあることだと。
にわかには信じられない真琴でしたが、その後、助走をつけてジャンプすることにより自らの意思でタイムリープすることに成功します。
気を良くした真琴は日々の生活の中に自分のために力を利用していきます。
臨時テストで高得点を取ったり
調理実習での失敗を他人に押し付けたり
叔母はそんな真琴の様子を見ながら
「自分が得している分、他の人が不利益を被っているのでは?」
と言うが毎日が充実している真琴は聞く耳を持ちません。
確かに真琴くらいの歳で特に人に迷惑をかけていないのであれば、ついつい使ってしまうのも分かりますね。
そんな中、功介が後輩に告白されたことをきっかけに千昭から
「真琴 俺と付き合えば?」
と言われる真琴。
恋愛感情がなく、現状の関係を維持したかった真琴はその会話の前にタイムリープして、会話自体をなかったことにしてしまいます。
このあたりで真琴がタイムリープする回数が増え、物語も大きく動いていくのですが、恋愛に振り回されたりしてしまうのは、高校生ならではだと思います。
友情や恋愛の狭間で揺れ動くなど、良くも悪くも青春ですね。
千昭の気持ちに気づいてしまった真琴は千昭を避けるようになり、ギクシャクした日々が続きます。
同時に真琴は自分の体に現れた数字がタイムリープできる回数と知るのでした。
ある日以前真琴が調理実習の失敗を押し付けたことで嫌がらせを受けるようになっていたクラスメイト高瀬宋次郎から真琴は報復
を受けます。
それを身を挺して助けようとする千昭でしたが、その千昭を助けようと真琴はタイムリープします。
しかし真琴と千昭にはケガはありませんでしたが、友達の早川友梨がケガをしてしまいます。
そのケガがきっかけになって真琴の友人と付き合うことになった千昭。
真琴はというと功介にフラれた後輩たちに協力して功介への告白をなんとか成功させようと画策します。
真琴の作戦により怪我した後輩を送ることになった功介。
なんとなく良い雰囲気が出ている二人を見て上機嫌な真琴でしたが、功介が真琴の自転車を借りて後輩を送って行くと言うのです。
奇しくもその日は真琴が踏切に突っ込んだ日でした・・・
このままでは2人が事故に遭ってしまうと慌てる真琴。
急いで2人を追いかけるが、真琴が突っ込んだはずの踏切に2人の姿はありませんでした。
不思議がる真琴の元に千昭から電話がかかってきます。
功介は後輩のケガを治療するため、実家の病院に連れて行っていると言う千昭。
ホッとしている真琴に彼は衝撃的な一言を告げます。
「おまえタイムリープしてね?」
慌てた真琴は答えることができず、思わず最後のタイムリープを使い、千昭との会話を再びなかったことにしてしまいます。
最後のタイムリープを使ってしまったことを一瞬後悔する真琴でしたが、康介と後輩も無事だったことから、まぁいいか。
という気持ちになります。
しかしその瞬間・・・
真琴の横を功介と後輩が自転車で通り過ぎます
慌てた真琴は追いかけますが、下り坂で転び、ケガを負ってしまいます。
2人の乗った自転車は止まらず、いつかの真琴のように遮断機に突っ込んでしまうのですが、その瞬間、時間が止まります。
何が起こったか理解できない真琴の前に現れたのは・・・
千昭でした。
千昭は自分が時を止めたと告げます!
千昭は一体何者なのか?どうして千昭は時間を止めることができたのか?
様々な疑問が浮かぶ真琴に、千昭は信じられないことを告白してします・・・
まとめ
今回はキャストと物語の核心となるクライマックスシーンまでのあらすじを紹介させていただきました。
千昭は何を語ったのか?
止まった世界はどうなるのか?
タイムリープの力の真実とは?
この続きは是非、皆さんご自身の目で確かめていただきたいと思います!
また細田監督作品と言うこともあり、この作品は夏の描写がとても素敵です!
まるでその場に立っているようなまさに「匂い」や「音」や「気温」までも感じられる作品となっています。
そんなところも注目して見ていただければと思います。
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